個性?学習障害?見守ることも大事。
公開日:
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最終更新日:2018/02/03
メンタル
こんにちは! しのです。
子育てしていると、楽しコト、嬉しいコト、
たくさんありますよね。
でも、それと同じくらい、大変なこと辛いことも
たくさんあります。
親だって、初めから親な訳じゃないし、
子育てに正解なんてなく、ただただ、子供には幸せに
なって欲しいし、幸せにしてあげたいと思うものです。
ある程度、大きくなって来ると、手のかかってた小さな頃が
あっという間だと感じますが、当時は泣くし、寝ないし、
言う事聞かないし、1日経つのも長く感じたものでした。
『これって、プチ育児ノイローゼなんじゃ?』
と思ったこともありましたね(-_-;)
そんな時に助けてくれた両親、周りの人たちには、
ホント、頭が上がりませんね。
いつも、ありがとうございます。
学校など、集団生活になるとまた、違った悩みも
出てきます。
これはうちの若(息子)の話しなんですが...
友達関係なんかは、まぁ、大なり小なり、けんかしたりと
ありましたが、特に問題はなかったんですね。
ただ、圧倒的に学習面で問題が出てきたんです!
それでも、小学生くらいまでは、良くはありませんが、
中の下くらいでしたかね...
中学校に入ってからの中間テスト、期末テストなんかは
散々でしたね...
10~30点をウロウロ
時には2点、8点...
いやっ 逆にどうしたらこんな点数がとれるのか聞きたいっ!!
ってな、カンジでした( ;∀;)
しのも殿(旦那)も、そんなに教育熱心な方ではないので、
中学1年生頃は塾も何も、通わせていませんでしたし、
そこまでは、心配もしていなかったのです。
でも、あまりの出来の悪さを心配した、殿のお義母さんが、私塾を見つけてきて、
そこに通うようになったのですが...
もともと、
- 集中力が続かず、机にずっと向かっていられない。
- 字を書くのが嫌い。
- 字が汚い。
- 漢字が覚えられない。
というカンジだったのですが、
私塾に通うようになってから、
何時間か拘束され、集中して勉強させられる事に
ストレスを感じたのか、情緒不安定になって、
大きな声で怒ったり、行きたくない!と、
言うようになりました。
ここで、辞めさせた方がいいのか、続けさせた方がいいのか、
悩みましたが、若自身が『やらされている』と感じている限り、
今はこれ以上、良くはならないんじゃないかと、
考えて塾は辞めてしまったのです。
何で、うちの子はみんなが普通に出来ることが出来ないんだろう?
私の育て方が悪いのかと、自分を責めたりもしました。
そのまま、受験まであと1年というところまで
来てしまいました。
その間にも、勉強のやり方、書くことが大事!
とアドバイスをするも、
「俺には出来ないんだ!」とキレる始末。
三者面談のときに担任の先生に相談してみると
「学習障害の検査をしてみますか?」と言われました。
学習障害とは、基本的には知的などに特に遅れは見られないが、
聞く、話す、読む、書く、計算するなどのうちどれかの習得、使用に
著しく困難がみられる状態の事。
だそうです。
えっっ!うちの子学習障害なの...?と
そのときはかなりショックをうけたのですが...
先生曰く、「もし、本当に学習障害だった場合、
出来ない事をやれやれと言われることは、本人に
とって可哀想なことなんです。と、もしそうなら、
学校側もそれなりの対応をしますので...」
との事。
確かに、それも一理あると思い後日、検査をしてもらったんです。
後から若に聞いたところ、授業中に別室で1~2時間ほど、
色々なプリントをやらされたと言っていました。
図形の問題だったり、数の問題、だったり、勉強というより、
知能的な問題だったそうです。
結果的には、記憶という観点から見ると、長時間の間
記憶を留めておくことが、苦手なんだそうです。
その他はとくに大きな問題は見られなく、むしろ、IQ的には
高い方だと言われました。
結局、大した解決策をもなく、学習障害ではないという事が
わかっただけですが、今は、やってみてよかったなぁと思います。
その後、何とか市の中で、下から数えて1,2の高校ですが、
無事に受かり、高校生活を楽しんでいます。
そして、びっくり!する事に、何故か高校に入ってからの
テストで数学だけずっと100点を取り始めたんです!
本人曰く、「中学の復習問題とかあった。」というんですが、
あれ程、できなかったのが何故今になって出来るようになったのか
不思議でなりません。
よく、『やる気スイッチ』とか言いますが、
まさに、スイッチが入ったんでしょうかね!?
こうやって、色々と悩んでもきましたが、
結局、普通って何なんだろう?と思いますね。
その当時は、あれやこれやと悩みましたが、
うちの若にとってはああいう個性を持っていて、
あれが若にとっての普通だったんでしょう。
周りと違うと、何か自分が悪いんじゃないかというような
気になってしまいますが、大きな心で成長を見守るコトも
大事だなと思いましたね。
こうやって、親も子供と共に模索しながら、
成長していくのだなぁと思いました。
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