筋肉痛 最短で回復!ならないための対策方法
公開日:
:
最終更新日:2018/02/04
健康
身体のあちこちが痛い!筋肉痛
普段から運動しておけばいいんだけど...
やっぱり、運動は苦手...
何て言ってる人でも、突然の大雪!!
家の前、車の周り、雪かきせざるを得ない...
何て事、ありますよね。
そうすると...
当然、次の日は...筋肉痛!!
普段動かないうえに、いつもは使わない筋肉をこれでもかっ!と
いうほど使い、体のあちこちが悲鳴を上げてしまいますよね(-_-;)
今日は、そんな止む無く筋肉痛になってしまった方、運動のし過ぎで筋肉痛に
なってしまった方が、最短で回復する方法、ならないようにする予防法を
お伝えしたいと思います。
筋肉痛の原因
まずは、【何故筋肉痛が起きるのか?】
について、書いていきたいと思います。
《筋肉痛の原因となる運動》
●伸張性収縮・・・・筋肉が収縮する方向とは逆の力を使った運動
●短縮性収縮・・・・筋肉が収縮するのと同じ方向の力を使った運動
この伸張性収縮の運動が筋肉痛を引き起こし、短縮性収縮の運動では
ほとんど、筋肉痛は生じません。
《筋肉痛のメカニズム》
痛みの原因はいくつかの仮設がありますが、統一された学説はまだないのです。
●運動することによって、疲労物質である『乳酸』の一部が毛細血管に留まり、
これが筋肉を固くし、神経を刺激して痛みや炎症を引き起こす。
●運動することによって、疲労物質の『水素イオン』が筋肉にたまり、
筋肉を酸性に偏らせることによって痛みが生じる。
●運動により、損傷した筋肉が回復する過程の痛みが筋膜を
刺激して筋肉痛となる。
筋肉痛には2種類ある
運動した直後に痛む『即発性筋肉痛』と、翌日以降に痛む『遅発性筋肉痛』です。
よく「歳をとると、2日後に筋肉痛がくる」何て事を言いますよね。
これは、筋肉痛の発生が遅くなることは、加齢によって細胞分裂が衰え
筋肉の回復に時間がかかるためと言われています。
回復、痛みを和らげる方法
●患部を冷やす。・・・・アイシング(1回20分程度、1日に数回)
血管が収縮するときの痛みを冷やして麻痺させる。
●2~3日経ったら、
患部を温める・・・・温熱療法
お風呂などでよく温めて、血行を良くし、血液中の乳酸を
早く排出させることが、効果的である。
そして、酸素や栄養が流れ、新陳代謝を高め、回復を早めます。
●ぬるめのお風呂で軽くマッサージ+ 温水と冷水を交互に患部にあてます。
温水は42°、冷水は15°くらいを4~5回繰り返します。
●軽い運動・・・・運動後は筋肉が硬くなって血流が悪くなり、痛む原因となりますので
軽い運動をしてほぐすといいでしょう。
ストレッチやウォーキング、水泳などもいいですね。
●食事での改善効果
・たんぱく質・・・・肉類、魚介類、大豆製品、乳製品、卵、ごま
たんぱく質は人間の筋肉や臓器、体内の組織を構成
している栄養素です。食事で補えないときはプロテインを
飲むのも効果的です。
・ビタミンB1・・・・うなぎ、豚肉、レバー
ビタミンB1はエネルギーを産出する働きがあり、運動を
する人には不可欠です。筋肉痛も残りづらくなります。
・ビタミンB6・・・・かつお、マグロ、レバー、にんにく、バナナ
ビタミンB6はたんぱく質からエネルギーを作ったり、
筋肉や血液などが作られたりするときに働き、たんぱく質
を多くとる人ほどたくさん必要になります。
・ビタミンC+ビタミンE・・・赤ピーマン、芽キャベツ、ほうれん草+アーモンド、
カリフラワーこの2つを一緒に取ることによって、
血行促進作用の効果があります。
・クエン酸・・・・・黒酢、レモン、梅干し、グレープフルーツ
疲労回復、血流改善、ミネラルの吸収促進
・亜鉛・・・・・・・レバー、牡蠣。 サプリメントで補うのもよいでしょう。
全身の組織に必要不可欠なミネラル。
新陳代謝が活発に行われる際に亜鉛を多く必要とする。
●睡眠・・・・寝ている間に成長ホルモンを分泌し、筋肉や筋繊維の回復をしてくれる。
●湿布薬・・・・鎮痛成分配合の湿布
アルコールはダメ!
運動の後は格別!
とアルコールを飲まれる方も多いでしょうが、アルコールを摂取すると、
体内のアルコール成分を分解しようと、大量のたんぱく質を消費します。
すると、筋力を回復しようとするたんぱく質が不足する為、
筋肉痛を長引かせる原因になります。
筋肉痛にならないために
そもそも筋肉痛にならない為には、どうしたらよいのでしょうか。
・運動の前にストレッチをする・・・硬くなっている筋肉をほぐすことによって
筋肉の損傷を軽減できます。
・運動の前に栄養補給をする・・・・筋肉の修繕、回復に必要なたんぱく質、ビタミンB1
などを摂取する。また、クエン酸を先に摂取することにより、疲労物質の
「乳酸」の分泌を抑える効果があります。
・運動後のストレッチ・・・・「クールダウン」
クールダウンには筋肉に留まる血液を心臓に戻し、
疲労物質を除去する役目があります。
・運動後の水分補給・・・・・汗をかいてドロドロになった血液をサラサラにし、
血流をよくします。
まとめ
以上のことにより、筋肉痛の原因や回復方法、メカニズムがお分かり
頂けたのではないでしょうか。
一度筋肉痛になってしまうと、しばらく日常生活でも辛い思いを
してしまいますよね。
常日頃から、ウォーキングや体操などの軽い運動をして、筋肉痛に
なりにくい体質改善も必要ですね。
ここまで、お付き合いいただきありがとうございました。
関連記事
-
-
女性ホルモンに似た働きを持つ毎日でも食べたい神食材ベスト6
私たち女性の体には2種類の『エストロゲン』(卵胞ホルモン)『プロゲステロン』 (黄体ホルモン)と
-
-
ホルモンはダイエットの味方!下処理からやってみた。
先日、知り合いからお肉を頂いたのです。 何のお肉なのかなぁ~と見てみると・・・ なっ何と!ホルモ
-
-
下半身デブの原因は『浮き指』!劇的改善方法は1日5分アレするだけ!
女性であれば誰しも体型に悩みはありませんか?女性に限らず、男性でも気にして いる人は少なからずいる
-
-
花粉症でもマナーある正しいくしゃみの仕方をしよう
寒い冬も終わり暖かい春が来るのは待ち遠しいですが、 それに伴い花粉症などとという厄介なものもやって
-
-
「世界一受けたい授業」【カラダに嬉しい新鍋料理】のレシピと効能!
こんにちは! しのです。 冬と言えば、やっぱり鍋ですよねー しのも冬になるとよく、鍋食べます
-
-
究極の目覚め!90分の睡眠サイクルは都市伝説?おすすめ目覚ましアプリとは
中々、朝起きられなくて大変という方は多いですよね。 どうしても目が覚めなく、二度寝、三度寝してしま
-
-
梅雨時期必見!見た目では分からない食中毒の危険!菌を増やさない為には
シトシト、ジメジメ、ムシムシ、梅雨の時期になると、気分まで憂鬱になりますよね。 雨が多く、高温多湿
-
-
スーパードリンク「生姜緑茶」インフル予防、冷え性改善、生活習慣病抑制の効果アリ!
寒い冬の時期になると、風邪やインフルエンザ、冷え性などなど毎年のように悩ま されますよね・・・
-
-
不眠症の人必見!心地良い睡眠のために試してほしいこと
睡眠への価値観は人それぞれだと思いますが、 眠るのが好きな人、嫌いな人、眠りたいのに寝られない、寝
-
-
それ間違ってる!?「薄毛」の知識と最新の治療法 オススメ「パウダーワックス」
若い時には髪の毛もフサフサで、特に気にもしていなかったけれど・・・ 年を取るにつれて、だんだん毛量